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コレクション: 小野窯元の製造工程
1. 粘土の採取と準備
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採取:地元の粘土を採取します。
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準備:粘土を細かく砕き、水と混ぜ合わせて練ります。異物を取り除き、均一な質の粘土を作ります。
2. 成形
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ろくろ:ろくろを使って器の基本形を成形します。
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手びねり:手作業で形を整える場合もあります。
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装飾:飛び鉋(とびかんな)や刷毛目(はけめ)、櫛目(くしめ)などの伝統的な装飾技法を施します。
3. 乾燥
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自然乾燥:成形後の器を自然乾燥させます。乾燥時間は数日から数週間で、季節や天候によって異なります。
4. 素焼き
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温度:約800℃で素焼きします。
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目的:素焼きにより器の形を安定させ、強度を増します。これにより、施釉がしやすくなります。
5. 釉薬の施釉
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施釉:素焼きされた器に釉薬を塗ります。釉薬は器の表面を保護し、美しい色合いと質感を与えます。
6. 本焼き
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温度:約1300℃で本焼きします。
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目的:釉薬を溶かして器の表面に定着させます。本焼きにより、器は最終的な強度と美しさを得ます。
7. 完成と検品
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冷却:本焼きが完了した器を窯から取り出して冷却します。
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検品:細かい検品を行い、品質を確認します。検品をクリアした製品は、梱包されて出荷準備が整います。
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